4月に7’00” 3p #4L をご購入頂いたN様より
入魂のお便りをいただきました。
美しくて立派な尺イワナですね。
羨ましい限りです。
また、記憶に残る魚に出会えましたら是非お便りください。
よろしくお願いします。
3日程雨が続き、雨が止むのを待って鳥取方面に行ってきた。
日付が変わるころには雨が上がるとのだったのだが、
結構本降りだったので5時に出発。
道中にある川はかなりの増水。
いつもの河も40cm位多い。
なので、この時期に普段は渇水している川で釣る事にした。
9時前到着。水位は4月の始め位のベストな感じ。風が強い。
濁りは強め。
下流から始める。
11’06” 4p #6 プロトにストリーマーで開始。
左岸からステップダウンしながら丹念に流すが反応なし。
メイフライと中型カディスが舞い始める。
ストリーマーを#6と#4サイズの水生昆虫のパターンに換えていると、
2m横の浅瀬をサクラマスらしき魚が上流から下流にあわてて泳ぎ去った。
どうやら川に入った場所より上流にいたよう。
更に丹念に流すが無反応。
少し上流に移動し、2時間程釣るが反応なし。
時刻は14時。遅い昼食を取る。
風が強いので上流を目指す。
大きくないイワナを数匹釣り
中流まで移動してイブニングライズを狙うが、
寒くなってくる。
ハッチが少なく反応なし。
帰途に着く。
グラスダブルハンドのプロトが完成したのでホームグランドに行ってきた。
朝5時半出発。8時半過ぎ到着。
天気は快晴。気温15℃。水は少な目。
代掻きが入りうす濁りの状態。
今日はルアーの釣り人はいない。
プロトタイプのグラスダブルハンドは 11’06”4p #6設定 しかし自重が320gもあり
スイッチロッドとしては重すぎる。
ので、DH-W(ウエット)としている。
鮎を模したストリーマーを取り付け、丹念に探る。
その後、中流に移動。4番と6番の虫に模したウエットフライで釣るが反応なし。
午後になり、気温も上がってきたのでドライフライで本流を釣る。
しかし、全く反応が無い。鵜や鷺の影響なのか。
夕方になり、中流へ。
例年、本流ヤマメが出る長い深瀬でライズ狙い。
モンカゲロウとカディス、ストーンも乱舞している。
6時頃、ライズが始まる。
スペントの12番で
2投目で 良く曳く8寸。
写真を撮っていると、
真横で連続ライズ。
1投で。
銜えこんだ。
薄暗い川面に、糸鳴りが響く。
体高より厚みのある魚体。
鵜の攻撃を掻い潜った、本流ヤマメ。
更に大型が出たが・・・走り回った挙句、1分程で外れる。
真っ暗になり。 帰途に着く。
雨の日が2日程続き、水が良くなるのを期待して鳥取方面へ行ってきた。
ぐずぐずしていたら出発が5時半過ぎに。
到着は8時半。先週より少し増水ぎみ。
もう、いつものルアーの釣り人が河に入っている。
気温はまだ上がっていないので、少し待つ事にする。
うつらうつらしながら1時間程待ったがルアーの方の釣りが終わらない。
仕方なく次のポイントへ。
時間は9時半過ぎ。気温も良い感じ。
まだ、グラスの自作ダブルハンドロッドが完成していないので、
最近よく使っている ECHO FIBERGLASS SPEY 12’04” #6 を使う。
上流から慎重にポイントへ入る。
浅瀬の小石はカディスピューパの出す糸で繋がり、固まっているかのようだ。
雲1つ無い快晴。
日の当たる水面からは中型のカディスとナミフタオのダンが次々と出てくる。
フライはリードにナミフタオパターンの6番。ドロッパーにカディスの4番の2本。
2投しては1歩下り、近くから丹念に釣る。
ステップダウン&キャストとライン操作を繰り返しながら水中をイメージする。
あと5歩程でこのポイントは終わると思いながら、フライを送り込みながらスライドさせていく。
ラインに根掛かりのような重さが伝わる。
ロッドを立てると。
動く?”根掛かり”。
その直後、30m下流の水面で、怒ったように暴れる魚。
同時にロッドが綺麗な弧を描き、魚の動きに合わせるように”暴れる”。
いつも快晴の 白昼夢・・・・
数秒後、我に返る。
水面で暴れさせると外れやすい。
テンションを保ちながらロッドを水面ぎりぎりに下げ、引きに耐える。
ティペットは ”また” 3X・・・
自分の鼓動が聞こえてくる。
水面で暴れる時間が長い。
暴れるのが収まると、下流に走る。
ゼニスのマルチプライヤーから悲鳴と共にラインが出ていく。
水中で頭を振る動きが手に伝わる。
動きが止まり、上流に走り始める。
ランディングポジションを考えながら、強引にラインを巻き取る。
魚が見えてくる。サクラマスだ。
ドロッパーを喰っている・・・ヤバイ
近づくとまた暴れ始めた。
2.3度走られたが寄ってきた。
2尺はあるか。
そして”また”・・・”インスタネット”。
取り出すのが早すぎたと感じた。インスタネット。
片手にネット、片手にロッド。
で、走り回る長い数分間。
やっと疲れの見えるその目と、目が合う。
また、下流へ。
ロッドで魚を止め、自分が下流に回り込む。
頭を下流に向け。
ネットイン。
2/3だけ。 ふぅ~
早く、ロッドも魚も岸に置きたい。
座り込む。暴れる魚を見つめる。
ご褒美だ。
あまり努力してないけど。
うれしい。
一昨年のサクラより、ちょっとだけ大きい。
3X、ドロッパーはきつかった。
グラスロッドのおかげ?・・でも、時間かかった。
写真を撮り、流れに戻す。
元気でな。2度と釣られるな。と独り言。
まだ昼前。
渓流でリラックス。
素直に食いつくイワナやヤマメを数匹ずつ。
4時頃。満足して帰途に。
暖かくなりそうだったのでサクラマス&渓流に行ってきた。
この時期としては気温は高めなので5時出発。
8時頃到着。3/1に会ったルアーの人が既に釣りをしている。
1時間程すると場所が空いたので釣りを開始。
ロッドは参考に購入した ECHO FIBERGLASS SPEY 12’04” #6。下流域なのでストリーマーで始める。
ナミフタオや中型のカディスが出ているので期待したが、いつも通り反応は無い。
中流まで移動し、4番と6番のウエットで丹念に流すが駄目だ。
昼近くになると更に気温は上がり、反応が無いのでイワナを釣りに上流に移動する。
ロッドは7’06” #4 3P
気温は17℃。平水。
落ち込みの岩の前で良型のイワナがかかる。
良さげな流れでは大型のメイフライにライズが。
イワナはポイントごとに食いついてくる。
淵からの流れだしの緩流でライズしていた良さそうなヤマメを取り逃がし。
16時頃、12番のスペントパターンをプールの流芯から少し外し流すと・・ゆっくり銜えた。
良く引くイワナ。
後はレギュラーサイズのイワナと
こんなヤマメ。数匹。
寒くなり、暗くなる前に退渓。帰途に。
今回は、Shimomura RodのユーザーでもあるIさんと初めての蒲田川・高原川釣行。
Iさんは蒲田川によく通われているエキスパートだ。
京都で27日23時に待ち合わせ。
冬用タイヤを履いていない私の車を置き、Iさんの車に便乗させていただく。
朝、暗いうちに到着。仮眠を取る。日が当たり始める7時頃、入渓。
気温は3℃。この時期としては高い気温。水量は少ないらしい。
ハッチもライズも無いので、様子を見ながら釣り上がってゆく。
そのうち、Iさんはニンフとドライを状況に合わせながら換え、次々と釣っている。
私はと言うと前日に巻いたフライで釣るが全くダメ。
Iさんが釣ってなかったら魚が居ないと思ってしまうかもしれない。
午後になって漸く小さなイワナを数匹釣るが、数も型も出せない。
釣っているだろう。
16時頃から雨になる。
雨になると状況が良くなると言うIさんは、更に釣る。
私は、実力と雨に呆れかけていた。
1日目が終わる。
Iさんの定宿で温泉に浸かり、飛騨牛に舌鼓を打つ。
お互いお酒が好きなので、遅くまで釣り談義で盛り上がる。
2日目、
7時半ごろ、大きなおにぎりを受取り宿を後にする。
天候は快晴。今日は上流に向かう。
昨日も今日も釣り人は少ないそうで、思い通りのポイントに入れた。
水量は更に少なく。気温は朝から高い。
2手に別れて入渓。
すぐに小さなイワナを釣る。
しかし、餌釣りが狙いそうなところでは反応が無く、浅い瀬の窪みや巻き返しから出てくる。
小型ばかり数匹のイワナを釣る。大物は取り逃がす・・・
Iさんと合流してさらに釣り上がる。
ライズしていた少し良型を取る。
水温18℃!もある為かアオミドロが大量に・・・
車に戻る途中、Iさんは朝に取り逃がした魚を狙いに行き、尺イワナ・尺ヤマメを捕る。
素晴らしい。
下流へ移動する。
高原川本流は活性が低く、15時頃より蒲田川に戻る。
直ぐに大胆な喰い方でニジがかかる。
流芯際の流れで襲うように食いついた。
強烈な引き・・まさか!
残念・・・
Iさんは尺イワナと
8寸ヤマメ・イワナを数匹ずつ。
わたしはイブニング不発で終了。
飛騨牛すじのハヤシライスと珈琲の後、温泉に浸かり帰途に。
Iさん有難うございました。
ご迷惑でなければ、また、ご一緒させてくださいね。
それまで修行しときますので。