Glass Fly Rod作りとフィッシングの日々
Fiberglass Fly Rod製作やテスト釣行の場面を書き綴ってみました。
Fiberglass Fly Rod製作やテスト釣行の場面を書き綴ってみました。
本当は、9/29.9/30の2日間で北陸遠征の予定だったのだが、出発して30分で車が故障。
翌日の9/30日のみの、ご近所釣行となってしまった。
例年、最終釣行は近場でも比較的良い魚が出るのだが、今年は鵜や鷺の影響で良い魚が釣れる可能性は低い。
気温も低く水も敵水温。メイフライもちらほら飛んでいるので大物の出そうなヤマメ域に入る。
ロッドはプロトの 7’00” 6pにDT#4。
しかし、大き目のフライに食いつくのは今年放流された小ヤマメばかり。どこへ行っても同じ。
移動途中の流れにライズを見つけ、下流から慎重に回り込み、一投で仕留めても6寸ほど。
時間は夕方4時半、6時には暗くなる。
最後に入ったのは入渓し難いヤマメとイワナの混生するエリア。
車から10分歩き竹藪を下る。谷合なので既に太陽は見えない。
気温は多分15℃ぐらいで水温は14℃。白いメイフライが秋を楽しむように飛んでいる。
フライを合わせて結び、2投目でイワナがかかる。
フライを落とすたびにイワナが出るがかかりが悪い。
5匹ほど追加した頃、暗くなってきた。
更に暗い対岸の木の下を流すと、大物らしい魚が一瞬かかるが外れる。
釣り上がる予定のほぼ真ん中あたりで暗闇に。
つるつる滑る底石を探りながら、冷たく寒い川から這い上がり今年の渓流は終わった。
新たに作ったプロトタイプの7’00” 6Pを持って兵庫県神埼郡神河町にある
トラウトリバー市川 神河C&Rエリアに行ってきた。
トラウトリバー市川 神河C&Rエリアは、市川C&Rエリアとも呼ばれ、兵庫県のほぼ真ん中の市川に
H.T.Fの呼びかけで釣り人達が自らの手でニジマスを放流して いるフライフィッシング専用の釣り場。
9月に入ってめっきり秋らしくなってきたとはいえ、標高150mほどのこの地域は、
夏場は気温30℃を軽く超える日々が続き、水温も鱒類の敵水温を遥かに上まわる事の多い。
今年は大雨による増水で放流されたマスもかなり流されているようだ。
日中はまだ気温が高くなりそうなので朝一か夕方狙い。
しかし、着いたのは7時半。気温は22℃、水は多めで水温は23℃もある。今日も厳しい釣りとなりそうだ。
寺前の駅より上流がお気に入りエリア。渓相が良く広々していて振りやすい。
昨年の秋に良く釣れたポイントに入ってみた。
7’00” 6PにDT#4で落ち込みからの瀬をゆっくり流す。フライは大型のテレストリアル。
3投目ほどで魚がフライを銜えた。元気に走り回るが重さは無い。
このサイズでの放流はしていないので、おそらく発眼卵放流か自然産卵の一匹。
その後も、丹念に流しながら釣り上がるが反応は無い。2時間以上は何もなし。
クジラ?
集中力が切れそうになりながら早い瀬の流芯際を流すと、大きな口がゆっくりと8番のグラスホッパーを噛んだ。
魚は考えるように一瞬止まったが直ぐ下流に走り出した。無理やり上流を向かせると、嫌がるように頭を振る。
2,3度 逃走を試みる魚を試作ロッドの粘るバッドで止め、引き寄せた。
夏を乗り越えたその魚体は、痩せてはいるが綺麗な雌のニジマスだった。
気温は上がり、私も魚もどんどん活性が無くなる。
結局、更に2時間粘るがフライを噛むものはいなかった。
春にアマゴを釣る岡山の川は9月には禁漁になる。
なぜ、8月の末までなのか未だにわからない。
標高があるわけでも水温が低いわけも無く繁殖行動はまだまだ先だ。
禁漁間近の今日も、日中の気温は30℃を超えるだろう。
しかし、禁漁前は良型が出るので岡山まで来てしまった。気温は朝7時前で22℃。
水の少ないこの時期は水温も高く、冷たい水を探すか影を狙うのが良い。
ロッドはプロトタイプの7’00”♯4 6p。
大きめのテレストリアルで木陰を狙う。
予想通り1投目で食ってきた。しかし、落ち際でリーダーが流れに持っていかれ、
良型アマゴの口には入らなかった。良型アマゴは神経質、このポイントは終わった。
次の木陰を目指す。
ここも1投目で決めないとダメだ。U字で投げ、更にスラックをかける。
落ち込みの泡が無くなったあたりからフライ先行で流す。2mほど流れると、
すごい勢いで底から上がってきて食いついた。
先ほどのアマゴより小型だ。一瞬で上流下流と走り回り糸鳴りがする。
無理をせず1段下に落とし、泡の中でネットイン。顎の尖った体高のある美しいアマゴだった。
フライを小さくして、一つ上の瀬で8寸程のアマゴ。ここも1投目。
更に上流にある岩盤際の早い流れで尺近い良型がでたが、フライが流されるの早すぎたのか針に乗らなかった。
影が無くなり、50mは反応なし。堰堤上の影のポイントは小型ばかり。15cm程になった新子を2匹釣り移動。
あちらこちらを釣るが小型アマゴばかり。
気温はすでに27℃。標高のある川に向かう。
標高900m、気温22℃ 快適! だが、水は工事の為に濁っている。
昼寝を少しして、水色が回復するの待ったが無駄のようだ。
濁った流れで2度反応があり、小型の茶鱒を釣る。
夕方4時になり、濁りが取れないので山を降りる。途中のイワナも小型のみ。
イブニングを待たずに帰途に付く。
いつもお世話になっているユーズリバーのお客さんと一緒に、ショアのウエーディングでの夜釣りをしてきた。
時間は22時スタート。今夜は中潮で満潮が22時と翌2時半にある。
ロッドはセージの#6スイッチロッド。フローティングのボディにタイプ3のティップ。
フライはシュリンプやクレージーチャーリーなど。
車をパーキングに止め。ウエーダーを履く。
暗い中、恐る恐る水の中に入る。
同行してくれたNさん(N氏ではない)からポイントの説明を受け、キャストする。
暫くするとNさんがヒット。35㎝ぐらいのキビレだった。
その後もNさんに30㎝ほどのキビレがかかる。
雨が降ったり止んだりと天候が落ち着かない。
そんな中、コツンと軽いあたり。ロッドを立てると軽く引いている。
ラインを手繰ると10㎝そこそこのキビレだった。
そのあともNさんが35㎝程のキビレを釣り上げる。
時間は既に早朝2時。まともな型が釣れていないが、雨も降っているので帰る事になるかな~と思いつつ
キャストしていると今度はしっかりしたあたりが。ロッドも曲がっている。
上げてくると25㎝程のキビレ。それなりに引きました。
その後、30㎝程を追加して4時に終了。
Nさん、長い時間ありがとう。