近場の渓がまだ寒いので高知まで行ってきました。
同行のN氏の車で朝4時に自宅から出発。しかし、徳島市内を抜けるまで結構な雨。
到着する9時頃には晴れてくる。遊漁券を購入していつもの場所へ。
気温は9℃、風は無い。予想最高気温は14℃なので期待が膨らむ。
早々に着替え、最初のポイントへ向かう。
ロッドは前回と同じ 7’00” #3 6pc をテスト。
渓に降りると、水量は少な目でクリアーだが渓相がかなり変わっている。
大水が出たようで荒れた跡があちこちに見られる。
数投するが、小さい魚が見に来るだけでかからない。
いつもなら16番より大きいフライで十分釣れるのだが、渓が荒れたからか虫が少なくライズもない。
何度か反応があった後、100mほど遡行したポイントで小型のアマゴをキャッチ。
N氏が入渓してきたので交代で釣る。反応は多いが乗らない。
N氏が良型を釣り、取り込んでいる間に私もアマゴを追加する。
さらに1匹追加した後、2つに別れた右側の流れに良さそうなプールが現れる。
流れはまっすぐだが落ち込みの下流に大石が5~6個沈んでいて、左から薄い流れが入っている。
深さは腰ほどで歩くぐらいの速さの流速があり、ここまでで最良のポイントに見える。
私は、こんなポイントを攻める時、立ち位置から流れ込みまで届く場合はアマゴ・ヤマメなら1投目から
落ち込み際まで投げることにしている。
ナチュラルに長く流す事に成功すれば、ポイントで1番の良型が出ることを期待してキャストした。
そして、大石が沈んでいる上を通り過ぎたあたりで、ゆっくり浮上した魚が#15フックに巻いたエクステンドボディ
の毛針を捉えた。
すかさず大きく合わせるとフッキングしたが、頭を振りながらこちらに近づいてくるのでロッドを立てたまま
後ろに下がった。
9寸以上はありそうなアマゴだったが、残念な事に6,7回頭を振ると外れてしまった。
#3 6pcのロッドは少し柔らかく、ティップが繊細過ぎたので、距離のあるフッキングでは針が刺さらなかった
のかもしれない。
失意のまま遡行すると、堰堤上の好ポイントに出た。例年ならライズがあちらこちらにある良いプールだがライズ
も反応もない。
理由はすぐにわかった。先行者がいたのだ。プールから入渓したのであろう。
車で上流に移動をすることにした。だが、途中で出会った高知ナンバーのフライフィッシャーに上流はすでに2人入って
いることを知らされた。
昼食を取り、下流を釣る事にした。
あまり入ったことがないポイントだったが、気温が上がってきたことが良かったのか2投目より反応があり、
ぽつぽつと釣れてきた。
岸際の瀬の深みや、2つに分かれた奥側の流れで連続して釣れる。
サイズは7寸前後だがおもしろい。
3時半からの1時間で9匹程釣り、N氏も6匹程追加したとの事で、寒くなってきたので帰途に付いた。
良い高知釣行となった。
高知の渓に来た時の
帰には徳島ラーメン。
チャーシュー丼セット。
腹いっぱい。ご馳走様でした。